WACATE2015 冬 プログラム内容

都合によりプログラムが変更される場合があります。ご了承ください。

1日目 (1月9日)

9:30~10:00 受付 <30分>
[概要] 詳細な受付場所は参加申し込み後にご案内させていただきます。

 

10:00~10:30 オープニング <30分>
[タイトル] ようこそWACATE2015 冬へ!
[司会] WACATE実行委員会
[概要] WACATE、そして、これから始まる2日間のソフトウェアテストワークショップイベントの全体像についてご紹介させていただきます。

 

10:30~11:30 ポジションペーパーセッション<60分>
[タイトル] ポジションペーパーセッション
[モデレータ] WACATE実行委員会
[概要] 毎回恒例、WACATE名物、ポジションペーパーセッションです。参加申込時に提出したポジションペーパーは、名刺代わりにもなります。このポジションペーパーを使って1泊2日のワークショップを共にする仲間達とお互い知り合いましょう! 参加者間のコミュニケーションによる相乗効果はWACATEの大きな魅力の1つ。ポジペを使って親睦を深めることで、ワークショップの学習効果や楽しさも倍増します。 豪華?副賞付きのポジションペーパー3賞あります。気合いの入ったポジぺお待ちしています。

 

11:30~11:40 小休憩 <10分>

 

11:40~12:10 BPPセッション <30分>
[タイトル] 私の「テスト」、あなたの「テスト」
[講演者] 浦山 さつき 
「WACATE2015 夏」参加レポート─ワタシハソフトウェアテストチョットデキル|gihyo.jp
[概要] 「ソフトウェアテスト」ってなんでしょう?どんなことをしていますか?どんな思いを持っていますか??答えは人それぞれだと思います。 このセッションでは、みなさんが考える「ソフトウェアテスト」を、「マインドマップ」を使って表現していきます。Let’s draw!!

 

12:10~13:10 昼食 <60分>
[概要] 皆さんでお食事をとっていただきます。お食事会場については当日ご案内いたします。

 

13:10~14:40 セッション1 <90分>
[タイトル] 突撃となりのテスト計画 〜こんなときお隣さんはどうしてる?〜
[モデレータ] 福良 智明(WACATE実行委員会)
[概要] みなさんテスト計画どおりにテストできてますか?
テスト計画書を作ってはいるのだけれど計画書どおり進まない、計画書を活用できていない、そもそもテスト計画ってどうやって立てれば良いのかよく分からないという声をよく耳にします。
このような問題はどこの現場でも起こっているのでしょうか。 上手くいっている現場があるとしたら、何が違うのでしょうか。
このセッションでは、そんなテスト計画にまつわるみなさんの悩み・疑問を共有し、 参加者全員でアドバイスを考えていきます。
[参考文献]

 

14:40~14:50 小休憩 <10分>

 

14:50~16:20 セッション2 <90分>
[タイトル] わりとディープ?同値分割↔境界値分析(仮)
[モデレータ] 山口 寛子(WACATE実行委員会)
[概要] この冬、WACATEにまた、同値分割・境界値分析の季節がやってまいりました。
この言葉を知っていようといまいと、同値分割・境界値分析はテストを始めた人間が最初に身につける手法の一つです。
でも実は奥が深いのが同値分割・境界値分析。
というわけで 2016年度のますますの皆さんのレベルアップを祈念して、今一度同値分割↔境界値分析をやってみましょう!
[参考文献]

 

16:20~16:50 セッション3 <30分>
[タイトル] TPI NEXTで自分たちのテストを評価しよう
[モデレータ] 井芹 洋輝(WACATE実行委員会)
[概要]  最近、テストプロセス改善の標準であるTPI NEXTの日本語版が出版されました。TPI NEXTはソフトウェアテストのプロセスを対象に、成熟度のアセスメントや改善のアプローチを標準化したものです。現場のエンジニア主体で実践できる取り組みやすさを持ちつつ、本質的な改善を支えるノウハウに富みます。そのためテストの改善や基礎固めの教材としてお勧め出来ます。
 このセッションではそのTPI NEXTについて概要を知るほか、ワークショップでTPI NEXTを使ったアセスメントを体験します。
[参考文献]

 

16:50~19:00 休憩 <130分>
[概要] 自室に移動し、夕食まで休憩です!温泉や、読みきれていないポジぺ等をご堪能ください。

 

19:00~20:55 ディナーセッション <115分>
[タイトル] ディナーセッション
[モデレータ] WACATE実行委員会
[概要] 演習が終わって温泉に浸かった後は、WACATE恒例の大宴会! 料理とお酒に舌鼓を打ちながら、テストについてのアレコレを語り合います。

 

20:55~21:20 小休憩 <25分>

 

2日目 (1月10日)

21:20~23:00 夜の分科会 <100分>
[タイトル] 皆で語ってみませんか?
[モデレータ] WACATE実行委員会
[概要] ディナーセッションが終わった後はその勢いのまま自分が語りたいテーマごとにグループにわかれ、フランクに議論をしていただきます。
恥ずかしがりやの方も人見知りの方も、遠慮なさらずテストについて思い切り語りあいましょう。
テーマはWACATEの参加申し込み時に募集しておりますので、語りたいテーマがある方はぜひテーマオーナーとして立候補していただければと思います!

普段からの悩みや他のエンジニアに考えを聞きたいことなどを大胆に、かつ真剣に語ってみてください。きっと応えてくれる同士が見つかるはずです。

是非、想いのたけをぶつけてください!

 

7:00~9:00 朝食 <120分>
[概要] 2日目プログラム開始前までに、各自食事をとっていただきます。

 

9:00~09:30 セッション4 <30分>
[タイトル] 英語なんてこわくない~英語ドキュメントを読んでみよう
[講演者] 竹花 和裕(WACATE実行委員会)
[概要] 仕事で英語を求められることはありませんか?開発が海外のため仕様書が英語だったり、不具合票が英語だったり、使おうと思ったツールのドキュメントが英語だったり。Readmeを開いてみたら英語だったのでそっと閉じた、英語と聞いただけでいやいやいや・・・と避けてしまう、そんな英語アレルギーの方におくる英語入門セッションです。このセッションの参加にあたって英語知識は問いません。ソフトウェアテストに関する英文を読みながら英語アレルギーをなくしてしまいましょう!
[参考文献]

 

09:30~10:30 セッション5 <60分>
[タイトル] 60分でわかった気になるISO29119
[モデレータ] 朱峰 錦司(WACATE実行委員会)
[概要] 皆さん、「国際標準」に触れたことはありますか?なかなか馴染みのない方が多いのではないかと思います。現在、ソフトウェアテストに関する国際標準として「ISO/IEC/IEEE 29119」というものが策定されています。本セッションでは、国際標準の策定のされ方などの話もまじえながら、ソフトウェアテストの世界でどのような内容が標準として記されているのかを簡単にご紹介したいと思います。また、普段の業務への活かし方のポイントにも触れたいと思いますので、乞うご期待!
[参考文献] Part 1: Concepts and definitions
Part 2: Test processes
Part 3: Test documentation
Part 4: Test techniques
Part 5: Keyword-driven testing

 

10:30~10:40 小休憩 <10分>

 

10:40~12:10 セッション6 <90分>
[タイトル] 探索的テストはじめの一歩
[モデレータ] 川西 俊之(WACATE実行委員会)
[概要] 「探索的テスト」って聞いたことありますか?
テストについて勉強し始めたばかりのワカテのかたでも、名前は聞いたことあるかも知れません。ただ、明示的に仕事のプロセスに組み込まれているかというと、まだまだ少数派だと思います。
そこで、このセッションでは、ワークを通して探索的テストを体験します。ただし、「明日から探索的テストを仕事で使う」というような性急な目標は設定しません。その代わりに、ワカテのみなさんが「探索的テストの特徴を知って見識を広げる」という目標を設定しました。探索的テストも活かせるベテランへの一歩目を踏み出す、そんなセッションにしていきましょう!
[参考文献] 探索的テストって何ですか?

 

12:10~13:10 昼食 <60分>

 

13:10~14:10 セッション7 <60分>
[タイトル] 質問されない資料にするための4ステップ
[モデレータ] 上條 飛鳥(WACATE実行委員会)
[概要] バグ票やテストケース、各種設計書など、何らかの資料を作って他の人に見せるという機会はどこでも発生していると思います。
その時に、
「これってどういう意味ですか?」
「こういう時ってどうなるんですか?」
「意図しない結果になったんですけど、原因は何ですか?」
「これは仕様ですか?」
などと聞かれた事はありませんか?
質問への回答を資料へ適用して、また見せて、質問されて……中々止まない連鎖に頭を抱える事も少なくないのではないでしょうか。
本セッションではこの悩みを少なくする4ステップを紹介し、そのステップに沿って実際に資料を更新する体験をしていただきます。
また、レビューにも活用できるステップですので、有力な質問を考えるための機会も設けます。
質問されない資料にするための、1時間の集中特訓です。
今よりチョットデキル人になるために、一緒に練習しましょう!

※資料作成、レビューに慣れている方へ
この1時間はみなさんにとって最高の情報源になります。
資料を洗練しようとした時に直面する疑問へ、ぜひ思考を巡らせてみてください。
どこで思考が詰まってしまうのか、手が止まってしまうのか。
どうして洗練が必要な資料ができてしまったのか。
どうすれば、みなさんが力を使うことなく「よい資料」ができるのか。
より濃密な時間とするために、一緒に「よい空間」を作りましょう!

 

14:10~14:20 小休憩 <10分>

 

14:20~15:50 クロージングセッション <90分>
[タイトル] ソフトウェアテストの最新動向の学び方
[講演者] 辰巳 敬三
略歴
1976年、富士通株式会社に入社。ソフトウェア製品検査部門でメインフレームOSの検査、品質保証を担当。その後、UNIXやPCのソフトウェア製品の検査業務に従事。現在はNPO法人で高度IT人材育成に取り組んでいる。ソフトウェアの品質、テスト技術を自身のライフワークとして研鑽を続けている。
[概要] WACATEのクロージングセッションでお話しするのは2010年冬の「ソフトウェアテスト・ヒストリーの学び方」以来2回目です。あれから5年。その頃はまだよく知られていなかった「探索的テスト」や「アジャイルテスト」が今は大変ホットになっています。今年初めに思い立ったソフトウェアテスト年表の更新は、ここ10年のITサービスビジネス、ソフトウェア技術、ツールの急速な展開を前に、年表整理のための知識獲得もおぼつかない状況です。

このようなソフトウェア技術やビジネス環境の急速な変化に対応するために、テスト技術者はどのように知識を得て、自らの技術を進化させていけばよいのでしょうか?

このクロージングセッションでは、私の調べた範囲ではありますが、テストに関する世界の研究動向を紹介するとともに、最近実施されたアンケート調査結果から海外のテスター達がどのように変化に対応しようとしているのかを紹介します。合わせて、世界の最新状況の情報源や海外のテスト関係者との交流についても紹介し、WACATEの皆さんがさらにステップアップするための材料にしていただこうと考えています。

[参考文献] Keizo Tatsumi’s Presentations on SlideShare
発表資料集 A Lifelong Software Tester (生涯一テスター)

 

15:50~16:00 小休憩 <10分>

 

16:00~16:30 クロージング <30分>
[タイトル] 2日間の終りに
[司会] 澤田 悠介(WACATE実行委員会)
[概要] この熱い2日間を振り返ります。
また、ポジションペーパー3賞の発表を行います!