WACATE実行委員に興味がある人の検討を加速させる

WACATE実行委員に興味がある人の検討を加速させる


こんにちは。WACATE実行委員の村穂です。

前回のWACATEで「実行委員をやってみたい」というアンケート回答を多くいただきました。WACATE実行委員になるには、夏と冬の両方のWACATEに1回ずつ参加した経験が必要です。

この条件を満たした上で「実行委員をやってみたい」と思っているものの、何かしら不安や疑問があって一歩が踏み出せない方へ、判断材料となる情報を提供するためにこのブログを書きました。

私の予想では、おそらく以下のような点が不安や疑問として挙げられるのではないでしょうか。

  • どうやったらWACATE実行委員になれるのだろう?
  • 実行委員になったら何をしないといけないんだろう?
  • 自分に実行委員の活動ができるのだろうか?
  • 実行委員の活動は自分にとってどんな価値があるんだろう?

これらのポイントについて、それぞれ回答していきたいと思います。

 

どうやったらWACATE実行委員になれるのか?

先ほども記載した通り、夏と冬の両方のWACATEに1回ずつ参加した経験が必要です。

上記の条件を満たしたあと、本会終了日に提出するアンケートや、WACATEサイトに掲載されている公式メールアドレスから実行委員になりたい旨を伝えることで、現実行委員とのやりとりがスタートします。

希望を出したとしても、すぐに実行委員になるわけではありません。まずはメールで実行委員の活動内容や期待される動きについて確認していただき、同意いただけた場合、初回のMTGに参加していただきます。そこでお互いの自己紹介や不明点について話をして、その上で実行委員として活動するか最終的に判断していただく流れになります。

ちなみに、私が参加を希望した時は、上記のような流れの中で本業との両立についての不安を相談したところ、不安が解消できたので最終的に参加することにしました。

 

実行委員になったら何をするのか?

活動期間について

夏の会、冬の会それぞれの準備に約半年ほどの期間を要するため、ほぼ1年中活動することになります。

具体的な活動内容

基本的には隔週3〜4時間のMTGを開催し、テーマ決めやセッションの内容レビューなどを行います。MTGは基本的に話し合いがメインですが、状況に応じてもくもく会なども開催します。

本会に向けた準備は大体以下のような流れで進めます

  1. その時の会のテーマを決める
  2. テーマに沿ったセッション内容や招待講演者の候補を挙げる
  3. セッション内容や招待講演者を決定する
  4. 各自でセッションの準備を行ったり招待講演者への連絡をする
  5. 募集のためサイトを更新したりSNSなどへの投稿を開始する
  6. 参加者からの問い合わせに対応したりホテル側と連携する
  7. セッションの内容をレビューしてブラッシュアップする
  8. ポジションペーパーの冊子や景品を用意する

セッションの準備ですが、1セッションにつき1名が準備担当者になることが多いです。複数人で担当する場合もあります。セッションやワークショップの準備に慣れるまでは、ゴール設定が曖昧で手戻りが発生したり、事前の学習に時間がかかったりと大変かもしれません。困った時は早めに他の実行委員に相談できれば、なんとかなると思います。

 

自分に実行委員の活動ができるのか?

自分が何をするかは自分で決められるので、できる範囲で「こういうことならできるので、これをします」という動き方ができればWACATE実行委員の動きとしてはベストだと思います。

逆に、したいことやできることを表明せず「何をすればいいか教えてください」というスタンスだと、WACATE実行委員が求めている人物像と異なるため、お互いに気持ちよく活動できないと思います。

また、WACATE の第一義は以下の通りです。

WACATEの活動は、第一義として社会貢献です。WACATEという場を設け、それを通じて次世代を担う若いテスト技術者の成長を促し、ひいては日本の産業界をより発展させることを目的としています。

この目的に向かっていくことが難しい場合、活動は難しいと思います。


実行委員の活動にはどんな価値があるのか?

あなたが何に価値を感じるかわかりませんが、WACATE実行委員になると、テストやQAに関することだけではなく、ワークショップの設計についてもたくさんの議論が発生します。またMTGのファシリテーションやスライド作りなども発生します。これらの活動を通じて、それらの知見やスキルを得られることが期待できます。

また、私が個人的に感じている WACATE 実行委員の魅力は以下になります。

  • WACATE というユニークな場の実現に関与できる
  • 色々な人の本気の考えに触れることができる(WACATE は参加者や実行委員の「好き」や「情熱」で成立している活動なので(個人的な意見です)、内発的な、その人ならではの意見や考えに触れられることが多い)

 

おわりに

ここまで、予想される不安や疑問に回答する形でWACATE実行委員に関する情報をお伝えしてきました。私個人としてはもっと実行委員が増えて欲しいので、ぜひこの記事を参考にしていただき、ご検討いただけると嬉しいです。
また「実行委員になることは難しいけど、何かしらの形で実行委員の活動や WACATE の活動をサポートしたい」と思われてる方へ、参加者としてリピート参加していただけることが強力なサポートとなりますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。 引き続きWACATEをよろしくお願いします。

 

caz

2022冬に WACATE 初参加。

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