WACATE2010 夏 プログラム内容
都合によりプログラムが変更される場合があります。ご了承ください。
1日目 (6月12日)
9:00~9:30 | 受付 <30分> |
[概要] | 詳細な受付場所は参加申し込み後にご案内させていただきます。 |
9:30~9:45 | オープニング <15分> |
[タイトル] | 「ようこそWACATE2010 夏 へ!」 |
[司会] | 山崎 崇(WACATE実行委員会) |
[概要] | WACATE2010 夏へいらっしゃいませ!WACATE、そして、これから始まる二日間のソフトウェアテストワークショップイベントの全体像について簡単にご紹介させていただきます。 |
9:45~10:45 | セッション1 <60分> |
[タイトル] | 「ポジションペーパーセッション」 |
[モデレータ] | 加文字 諭(WACATE実行委員会) |
[概要] | 毎回恒例、WACATE名物、ポジペことポジションペーパーセッションです。参加申し込み時に提出するポジペを使って互いを知ることで、より効果的なワークショップを実践できます。そして、1泊2日のワークショップを楽しみ尽くしましょう。豪華?副賞付きのポジションペーパー3賞を目指して、参加者のポジペクオリティが高くなること必至! |
10:45~10:55 | 小休憩 <10分> |
10:55~11:25 | セッション2 <30分> |
[タイトル] | 「報告書は○○○○○へのXXXX」 |
[モデレータ] | 近江 久美子(WACATE実行委員会) |
[概要] | 報告書を作成したり受け取ったりした経験がある方は多いと思います。そんな報告書、なぜ書くのでしょう? 改めて、考えてみませんか? |
[参考文献] | ソフトウェアテスト293の鉄則 Cem Kaner, James Bach, Bret Pettichord, テスト技術者交流会 報告書作成法―技術者必携!読み手をうならせる これだけは知っておきたい「レポート・報告書」の基本と常識 |
[予習のポイント] | 過去に自分や他者が書いた報告書を見て、分かりやすい、または分かりにくいと感じたことはありますか?もしあれば、そのときの状況や理由を思い出してみてください。参考書籍「ソフトウェアテスト293の鉄則」の第4章はバグ報告が取り上げられていますが、バグ以外の報告をする上でも参考になると思います。 |
11:25~12:00 | ワークショップ1-1 <35分> |
[タイトル] | 「テストにおける報告ワークショップ」 |
[モデレータ] | 村上 くにお(WACATE実行委員会) |
[概要] | 本ワークショップは日頃皆さんが行っている「報告」をテーマとして扱います。 そして、活用する技術として「GQM」と「メトリクス」を扱います。
報告を求められた際、なにを報告すればいいのか分からないとか,どういったデータが必要なのか分からないとか、顧客や組織のによって決められた報告書のフォーマットを相手が望むように使えないとか、テストチームとして考察した内容や提案したい事柄をうまく伝えられないといった様々な問題に直面することがあるでしょう。 これらの問題は、報告者が報告する対象をうまく見ることができていないとか,何を見たらいいかわからないとか、自分を含めた皆に見えるようになっていないとか,伝わる表現になっていないということが原因の一つです。そして,報告やそれらの作業そのものの目的があいまいになっていることも問題です。 グループディスカッションを中心に進めていきますので、メンバそれぞれの知見を持ち寄ることでよりよい報告の模索や気付きを得てください。年齢や性別は勿論、立場や背景を超えて全員で協力し合うことで、広く深い実践的な知識として身体にしみこませることができるでしょう! キニナルお題や詳細については当日発表! 乞うご期待! ! ! #ご注意 |
[参考文献] | 現場で使えるソフトウェアテスト Java編 飯山 教史, 町田 欣史, 高橋 和也, 小堀 一雄 ソフトウェア品質保証の考え方と実際―オープン化時代に向けての体系的アプローチ (実践ソフトウェア開発工学シリーズ) ソフトウェア・テスト PRESS Vol.9 |
[予習のポイント] | 予習のポイント 本セッションでは、ソフトウェアテストの報告書について、皆さんと一緒に考えたいと思います。 日頃業務で携わっている「報告」についてもう一度ご確認いただいて、参加されると改めて気がつく点もあると思います。 様々な報告書を作成されている方は、参考書籍に書かれている「報告」に関する項目を参照するともっとたくさんの気付きを得られることでしょう♪ 「GQM」「メトリクス」について勉強すると、ワークがスムーズになるでしょう♪ |
12:00~12:50 | 昼食 <50分> |
[概要] | ワークショップ1の合間に、皆さんでお食事をとっていただきます。お食事会場については当日ご案内いたします。 |
12:50~17:30 | ワークショップ1-2 <280分> |
[タイトル] | 「テストにおける報告ワークショップ 2」 |
[モデレータ] | 村上 くにお(WACATE実行委員会) |
[概要] | 午前中のワークショップ1-1に引き続き、グループワークを行っていただきます。 |
17:30~19:00 | 休憩 <90分> |
[概要] | 自室に移動し、夕食まで休憩です!温泉や、読みきれていないポジぺ等をご堪能ください。 |
19:00~21:00 | ディナーセッション <120分> |
[タイトル] | 「ディナーセッション」 |
[モデレータ] | 池田 暁(WACATE実行委員会) ジャスミン♪(WACATE実行委員会) |
[ゲスト] | 3-PICTの皆さん |
[概要] |
演習がひと段落して温泉に浸かった後は、お待ちかねのディナーセッションです! 料理とお酒を楽しみながらテストについてフランクに語り合い、刺激し合う場になります。 恒例のトークタイムでは実行委員長とその相方が皆さんの申し込みコメントを肴に軽妙なトークを行います! 素敵な音色とアツイ魂を胸に焼き付けてください!! 出し物が終わった後にはプレゼント抽選コーナーなど、テストにまつわる話題で息抜きしながらもテストについてどっぷりと語れる時間です。 |
21:00~23:00 | 夜の分科会 <120分> |
[タイトル] | 「皆で語ってみませんか?」 |
[モデレータ] | WACATE実行委員会(WACATE実行委員会) |
[概要] | ディナーセッションが終わった後はその勢いのまま自分が語りたいテーマごとにグループにわかれ、フランクに議論をしていただきます。 恥ずかしがりやの方も人見知りの方も、遠慮なさらずテストについて思い切り語りあいましょう。 語りたいテーマが無ければ自分でテーマを作ることも可能です! 普段からの悩みや他のエンジニアに考えを聞きたいことなどを大胆に、かつ真剣に語ってみてください。きっと応えてくれる同士が見つかるはずです。 是非、想いのたけをぶつけてください! <<先行発表テーマ(当日変更される場合もあります)>> |
2日目 (6月13日)
8:00~9:00 | 朝食 <60分> |
[概要] | 2日目プログラム開始前までに、各自食事をとっていただきます。 |
9:00~9:30 | BPPセッション <30分> |
[タイトル] | 「この半年で学んだ”リスクベースドテスト”」 |
[講演者] | 永田 敦(ソニー) WACATE2009 冬 ベストポジションペーパー受賞者 |
[概要] | 過去のWACATEベストポジションペーパ受賞者による発表です。 ベストポジションペーパー受賞後の自分について発表していただきます! |
9:30~11:00 | 発表準備 <90分> |
[タイトル] | 「発表準備」 |
[モデレータ] | 村上 くにお(WACATE実行委員会) |
[概要] | 初日のグループワークの成果を基に、12:15からの発表に向け、各班で発表準備を行っていただきます。 |
11:00~11:30 | セッション3 <30分> |
[タイトル] | 「fault-proneモジュール予測の研究動向とテスト戦略」 |
[講演者] | 野中 誠(東洋大学) 1972年生まれ。経営システム工学の立場から、ソフトウェア開発マネジメント、 特に品質やメトリクスの研究に取り組んでいる。2003年より東洋大学に奉職。 |
[概要] | 「欠陥の約80%は、約20%のモジュールに存在する」という経験則があります。 ならば、「欠陥がありそうな20%のモジュールを特定したい」と誰しも思う でしょう。このセッションでは、欠陥が作り込まれそうな(fault-prone) モジュールの予測に関するこれまでの研究動向を概観します。 どのようなメトリクスが予測に用いられてきたのか、どのような予測手法が 適用されてきたのかなどを紹介し、そこから我々はどうアクションをとれば よいのか、テスト戦略の策定にどう活かすことができるかなどを考えて いただきたいと思います。 |
[参考文献] | ソフトウェア品質知識体系ガイド―SQuBOK Guide SQuBOK策定部会 演習で学ぶソフトウエアメトリクスの基礎 ソフトウエアの測定と見積もりの正しい作法 実践ソフトウェアエンジニアリング-ソフトウェアプロフェッショナルのための基本知識- |
[予習のポイント] | 「SQuBOKガイド」についてはfault-prone分析に関する部分、 「演習で学ぶ ソフトウェアメトリクスの基礎」については第5章を中心に、 「実践ソフトウェアエンジニアリング」についてはプロダクトメトリクスの章を中心にお話しますので それらを予習しておくことをお勧めします。 さらに、参加者向けに論文の情報を別途お送りしますのでそちらの読み込みをあわせて予習しておくと議論がより深まると思います。 |
11:30~12:15 | 昼食 <45分> |
12:15~14:45 | 「グループワーク成果発表」<150分> |
[タイトル] | 成果発表 |
[モデレータ] | 村上 くにお(WACATE実行委員会) |
[講演者] | 講評者は当日発表! こうご期待! |
[概要] | チーム毎にこの二日間の成果を発表します! |
14:45~15:05 | 小休憩 <20分> |
15:05~16:05 | クロージングセッション <60分> |
[タイトル] | 「テストコンサルタントの「見たい」「見せたい」「伝えたい」」 |
[講演者] | 湯本 剛(豆蔵) 1969年生まれ。ソフトハウスにてソフトウェアテスト業務の経験を経てテストコ ンサルタントとなり、テストプロセス改善のためのテスト計画やテスト設計コン サル、テストツール導入支援、技術者教育などを手がける。現在、株式会社豆蔵 にてソフトウェアテストのコンサルタントとして活動中。 |
[概要] | みなさんの開発の現場で、テストはどのような役割をもっていますか?テストは何故必要なんでしょう?そんなこと当たり前かもしれませんが、その「当たり前」が人によって違うから、なかなか思ったように伝わらない、見せてもらえない、見てもらえないということが起きるのかもしれません。 私が開発現場のテストリーダから転職し、テストコンサルタントという仕事をはじめて約7年になります。私が現場にいたときに何を「見て」「見せて」「伝えたい」と思い仕事をしてきたのか、その後コンサルになって何を「見て」「見せて」「伝えたい」と変わったのかをご紹介し、若手向けの成長のためのメッセージとしたいと思います。 また、普段コンサルタントとしてどのような「見て」「見せて」「伝えたい」をしているのかをご紹介するなかで、普段使えるような御手軽なTipsもいくつか紹介したいと思います。 |
[参考文献] | 現場の仕事がバリバリ進む ソフトウェアテスト手法 高橋 寿一, 湯本 剛 Software Testing Maniax Vol.2 |
[予習のポイント] | Software Testing ManiaX Vol.2に、湯本さんの投稿記事『ソフトウェアテストにとっての「WhyとHow」』が掲載されています。お持ちの方は事前に読んでおくことをお勧めします。 (Software Testing ManiaXは当日頒布を予定しております。当日でも十分読めるボリュームです。) また、WACATE-MagazineVol.3-Vol.8にて湯本さんの連載が掲載されています。他、湯本さんの執筆なされている記事や書籍を読むことで、より「ゆもつよワールド」を楽しみ理解を深めることができると思います 。 |
16:05~16:30 | クロージング <25分> |
[タイトル] | 「二日間の終りに」 |
[司会] | 池田 暁(WACATE実行委員会) 山崎 崇(WACATE実行委員会) |
[概要] | この熱い二日間を振り返ります。 また、ワークショップのチーム発表やポジションペーパー3賞の発表を行います! |