WACATE2012 夏 プログラム内容
都合によりプログラムが変更される場合があります。ご了承ください。
1日目 (6月30日)
9:30~10:00 | 受付 <30分> |
[概要] | 詳細な受付場所は参加申し込み後にご案内させていただきます。 |
10:00~10:20 | オープニング <20分> |
[タイトル] | 「ようこそWACATE2012 夏 へ!」 |
[司会] | 川西 俊之(WACATE実行委員会) |
[概要] | WACATE2012 夏へいらっしゃいませ!WACATE、そして、これから始まる二日間のソフトウェアテストワークショップイベントの全体像について簡単にご紹介させていただきます。 |
10:20~11:20 | セッション1 <60分> |
[タイトル] | 「ポジションペーパーセッション」 |
[モデレータ] | 中野 さやか(WACATE実行委員会) |
[概要] | 毎回恒例、WACATE名物、ポジションペーパーセッションです。参加申込時に提出したポジションペーパーは、名刺代わりにもなります。このポジションペーパーを使って1泊2日のワークショップを共にする仲間達とお互い知り合いましょう! 参加者間のコミュニケーションによる相乗効果はWACATEの大きな魅力の1つ。ポジペを使って親睦を深めることで、ワークショップの学習効果や楽しさも倍増します。 豪華?副賞付きのポジションペーパー3賞あります。気合いの入ったポジぺお待ちしています。 |
11:20~11:30 | 小休憩 <10分> |
11:30~12:00 | BPPセッション <30分> |
[タイトル] | 「WACATE365日徹底活用術」~組み合わせて一歩前へ、そして世界へ~ |
[講演者] | 藤崎 祐美子 |
[概要] | WACATEに出会ったことがきっかけで、テスト技法の存在すら知らなかった一人のエンジニアが急加速。ごく普通の毎日を過ごしていたのが、人生変わった!と思うくらい充実した日々を過ごすようになりました。中には一生の財産を得た、と思えるような貴重な経験も。。 テストの研修立ち上げ、「マリオチャート」誕生とBPP賞にいたるまでの過程を振り返りながら、「加速」するためのヒントをひもといていきます。 セッションの最後には、加速するために一番大切だと感じたことを2日間を通して体験していただけるよう、ちょっとした工夫をしかけてみようと思います。 参加者がお互い協力し合うWACATEならではの徹底活用術。 お楽しみに! レポート:「WACATE2011冬」参加レポート|gihyo.jp |
12:00~13:00 | 昼食 <60分> |
[概要] | 皆さんでお食事をとっていただきます。お食事会場については当日ご案内いたします。 |
13:00~13:20 | セッション2 <20分> |
[タイトル] | 「組合せテスト設計はじめの一歩」 |
[講演者] | 井芹 洋輝(WACATE実行委員会) |
[概要] | このセッションでは2日間にわたる組み合わせテストについてのセッションの全体説明を行います。 またセッションに入る前のおさらいとして、組み合わせテストの基本的な概念や用語について解説します。 |
[参考文献] | ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際 秋山 浩一 |
13:20~14:20 | セッション3 <60分> |
[タイトル] | 「組合せテスト技法はじめの一歩 ― デシジョンテーブル、ペアワイズ、直交表の第一歩」 |
[モデレータ] | 近江 久美子(WACATE実行委員会) |
[概要] | ここでは、複数の条件や項目を組合わせてテストしようとするときに役立つデシジョンテーブル、ペアワイズ、直交表という3つの技法の入り口部分をお話しします。 これらの技法をあまり使ったことがない皆さんも、既に使いこなしている皆さんも、ワークに備えて一緒に勉強、おさらいしましょう! |
[参考文献] | ソフトウェア・テスト PRESS 総集編 ソフトウェア・テストPRESS編集部 編, ソフトウェア・テストPRESS編集部 …CD-ROM ソフトウェア・テスト PRESS Vol.2 ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際 はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法 |
14:20~14:30 | 小休憩 <10分> |
14:30~15:50 | セッション4 <80分> |
[タイトル] | 「実践!組合せテスト設計」 |
[モデレータ] | 井芹 洋輝(WACATE実行委員会) 近江 久美子(WACATE実行委員会) |
[概要] | 組み合わせテストの設計技法や方法論を現場に導入しようとすると、曖昧で複雑な因子・水準、有限なテストの工数、色々な制約といった問題で足が止まりがちです。 このセッションでは、そうした問題に立ち向かうための、因子・水準のピックアップ方法や、制約への対応方法、テスト技法を組み合わせる際の考え方について解説します。 また実際に手を動かしてテスト技法を使ってみる簡単なワークショップも用意しています。 |
[参考文献] | セッション2、セッション3の参考文献と同じです。 |
15:50~16:00 | 小休憩 <10分> |
16:00~16:30 | イブニングセッション <30分> |
[タイトル] | 「良いテストをするための手法と習慣」 |
[モデレータ] | 加瀬 正樹(WACATE実行委員会) |
[概要] | 組合せテストやその他のテスト技法も、上手に使いこなさなければ良いテストは 実践できません。このセッションでは、2日目のグループワークやこれからの業務で良いテストを実践するための手法と習慣についてご紹介します。 |
[参考文献] | Software Testing ManiaX Vol.1 詳細FV表, 2009年, 秋山浩一 Software Testing ManiaX Vol.2 詳細ラルフチャート, 2009年, 秋山浩一 |
16:30~17:15 | 招待講演 <45分> |
[タイトル] | ICST 2012 組み合わせテストワークショップに参加して |
[モデレータ] | 辰巳 敬三(ASTER(ソフトウェアテスト技術振興協会)) 略歴 1976年、富士通株式会社に入社後、ソフトウェア製品検査部門で長く検査業務に従事。ソフトウェアの品質、テスト技術を自身のライフワークとして研鑽を続けており、今回のICST 2012はASTERの国際調査活動のメンバーとして参加。 |
[概要] | 4月17日~4月21日にカナダ・モントリオールで開催されたICST 2012 (International Conference on Software Testing)に参加し、併設の組み合わせテストワークショップにも参加しました。WACATE2012 夏のテーマが組み合わせテストということなので、このワークショップの状況や組み合わせテストの最新動向などを中心にお話しします。 今回ICSTに参加して多くの海外の研究者や企業人と知り合うことができました。世界中にテストの分野の仲間がいることが実感でき、ますますテストへの興味が深まりました。このあたりもみなさんにお伝えしたいと思っています。 |
[参考文献] | ICST 2012 http://icst2012.soccerlab.polymtl.ca/Content/home/index.php?language=english Workshop on Combinatorial Testing (CT) http://www.research.ibm.com/haifa/Workshops/ct2012/ |
17:15~19:00 | 休憩 <105分> |
[概要] | 自室に移動し、夕食まで休憩です!温泉や、読みきれていないポジぺ等をご堪能ください。 |
19:00~20:55 | ディナーセッション <115分> |
[タイトル] | 「ディナーセッション」 |
[モデレータ] | 山崎 崇(WACATE実行委員会) |
[概要] | 演習が終わって温泉に浸かった後は、WACATE恒例の大宴会! 料理とお酒に舌鼓を打ちながら、テストについてのアレコレを語り合います。 |
20:55~21:20 | 小休憩 <25分> |
21:20~23:00 | 夜の分科会 <100分> |
[タイトル] | 「皆で語ってみませんか?」 |
[モデレータ] | WACATE実行委員会(WACATE実行委員会) |
[概要] | ディナーセッションが終わった後はその勢いのまま自分が語りたいテーマごとにグループにわかれ、フランクに議論をしていただきます。 恥ずかしがりやの方も人見知りの方も、遠慮なさらずテストについて思い切り語りあいましょう。 語りたいテーマが無ければ自分でテーマを作ることも可能です! 普段からの悩みや他のエンジニアに考えを聞きたいことなどを大胆に、かつ真剣に語ってみてください。きっと応えてくれる同士が見つかるはずです。 是非、想いのたけをぶつけてください! |
1日目 (7月1日)
7:00~9:00 | 朝食 |
[概要] | 2日目プログラム開始前までに、各自食事をとっていただきます。 |
9:00~11:40 | ワークショップ1 <160分> |
[タイトル] | 「やってみよう! 組合せテスト(仮) 」 |
[講演者] | 上田 卓由(WACATE実行委員会) |
[概要] | メインワークは、グループごとに1つの成果物を作成していただく、グループワークになります。 グループワークの内容は、一日目のセッションの内容をふまえて、とあるシステムのとある機能の テスト項目を考えてもらいます。
ワークショップは下記のように進めていきます。 1)仕様の説明 2)チームビルディング 3)グループワーク 4)各班の成果発表 「とあるシステムのとある機能」については、当日仕様をお配りしますので乞うご期待っ! グループの皆様で力を会わせて課題を進めてきましょう!! |
[参考文献] | ソフトウェアテスト技法ドリル―テスト設計の考え方と実際 秋山 浩一 |
11:40~12:40 | 昼食 <60分> |
12:40~14:50 | ワークショップ2 <130分> |
[タイトル] | 「やってみよう! 組合せテスト(仮)」 |
[モデレータ] | 上田 卓由(WACATE実行委員会) |
[概要] | ワークショップ1に引き続き、グループワークを続けてもらいます。
最後に各班で作成した成果物の発表を行います!! |
14:50~15:00 | 小休憩 <10分> |
15:00~16:05 | クロージングセッション <65分> |
[タイトル] | 組み合わせテストツール「PictMaster」の開発とその背景 |
[講演者] | 鶴巻 敏郎(岩通ソフトシステム株式会社) 略歴 1982年 岩崎通信機株式会社 入社。事業所用ビジネスホンシステム、構内PBXなどのソフトウェア開発を担当。 2002年より、総合テストを中心に組込み系機器のテスト業務にあたる。 実用的な組み合わせテストツールがないため、独自開発にとりかかる。 組み合わせテストツール「PictMaster」を開発し、業務で活用する。 オープンソースのフリーソフトとして公開している。 |
[概要] | 組み合わせテストは近年になって普及してきた比較的新しいテスト技法です。 テスト技法を解説した書籍でも重要なテスト技法の1つとして取り上げられることが多くなりました。 このセッションでは、私が組み合わせテストに関心を持つようになったきっかけ、 組み合わせテストツール「PictMaster」を開発するにあたって特に留意したこと、 「PictMaster」の最もユニークな機能である「制約表」を着想するまでの経緯、 組み合わせテストが将来的に解決すべき課題などについて述べたいと思います。 組み合わせテストは実施するだけの価値あるテスト技法です。 組み合わせテストの効果は実際に導入して確かめるしか方法がありません。 皆さんのテスト現場に組み合わせテストが導入されることを期待しています。 |
[参考文献] | 組み合わせテストをオールペア法でスピーディに!http://gihyo.jp/dev/feature/01/sp-test |
16:05~16:30 | クロージング <25分> |
[タイトル] | 「二日間の終りに」 |
[司会] | 澤田 悠介(WACATE実行委員会) |
[概要] | この熱い2日間を振り返ります。 また、ポジションペーパー3賞の発表を行います! |