【勝手にセッション紹介③】状態遷移テスト

【勝手にセッション紹介③】状態遷移テスト


先日、WACATE 2025 冬の開催概要を公開しました。そこで、WACATE 2025 冬で扱うセッションについて勝手に紹介していきます。

第3回は、「状態遷移テスト」です。セッション概要はこちら

 

オリンピックぐらいの間隔で定期的に取り扱うセッション

WACATEでは、状態遷移テストを約4年に1回のペースで取り扱っています。前回、状態遷移テストを単独で取り扱ったのはWACATE 2022 冬なので3年ぶりです。

JSTQB FLでも取り扱っていますし、確実に押さえておきたい基礎のテスト設計技法の1つと言えるでしょう。

 

実務では状態遷移テストを避ける人に是非とも向き合ってほしい

上で、「基礎のテスト設計技法の1つ」と紹介しましたが、JSTQB FLで触れられている「同値分割法」「境界値分析」「デシジョンテーブルテスト」と比べると、実務での活用率は低いように感じています。

しかし、この活用率の低さは、「適当なテスト設計技法が状態遷移テストではなかった」という状況だけでなく、「本来は状態遷移テストが適当なテスト設計技法だったが、デシジョンテーブルテストなど他のテスト設計技法を(冷静に客観視すると)無理やり適用している」という状況もかなり多くの割合を占めていると思います。

なので、「知っているけど使わない」という状況を打破し、「知っているし、適当なタイミングで利用する」となってもらいたいなと思っています。

 

「状態遷移テスト」のセッションも含め、今回のWACATEで取り扱う内容については、概要・プログラム詳細をご確認ください。お申し込みはこちらから。WACATE実行委員一同 お申込みをお待ちしております。
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WACATE2025冬
日程:12/20(土)、12/21(日)1泊2日
場所:トーセイホテル&セミナー幕張JR京葉線 「新習志野駅」より徒歩2分
概要:https://wacate.jp/workshops/2025winter/
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ブロッコリー

2015年夏に初めてWACATEに参加。計7回の参加を経て、2019年夏よりWACATE実行委員。

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