WACATE2023 冬 プログラム内容

都合によりプログラムが変更される場合があります。ご了承ください。

1日目 (12月23日)

9:30~10:00 受付 <30分>
概要 詳細な受付場所は参加申し込み後にご案内させていただきます。
10:00~10:20 オープニング <20分>
タイトル ようこそWACATE2023 冬へ!
司会 角玄 涼(WACATE実行委員会)
概要 WACATE、そして、これから始まる2日間のソフトウェアテストワークショップイベントの全体像についてご紹介させていただきます。
10:20~11:30 ポジションペーパーセッション <80分>
タイトル ポジションペーパーセッション
モデレータ 並木 正典(WACATE実行委員会)
概要 毎回恒例、WACATE名物、ポジションペーパーセッションです。参加申込時に提出したポジションペーパーは、名刺代わりにもなります。このポジションペーパーを使って1泊2日のワークショップを共にする仲間達とお互い知り合いましょう! 参加者間のコミュニケーションによる相乗効果はWACATEの大きな魅力の1つ。ポジペを使って親睦を深めることで、ワークショップの学習効果や楽しさも倍増します。 豪華?副賞付きのポジションペーパー3賞あります。気合いの入ったポジぺお待ちしています。
11:30~11:40 小休憩 <10分>
11:40~12:10 BPPセッション <30分>
タイトル a chance of acceleration〜BPP行脚がくれたもの〜
講演者 綿貫 朱里 様(株式会社ナレッジワーク)
概要 「BPPはマリオのスター⭐️この機会に色々とやってみるといいよ」とあるBPPの先輩からアドバイスを受けた私は、歴代BPP受賞者と1on1形式でお話しする「BPP行脚」を始めました。
本セッションでは、BPP行脚がくれたものについて紹介します。
#WACATE #BPP行脚
12:10~13:10 昼食 <60分>
13:10~14:10 セッション1 <60分>
タイトル 単体テストソムリエになろう!
講演者 山口 寛子(WACATE実行委員会)
概要 「これ、単体テストで出ていいバグじゃん!?」
日々のテスト生活の中でつい、思ってしまったことはありませんか?。
基本どこの開発にも存在する「単体テスト」。でも、「単体テスト」って一体なんでしょう?。実は「システムテスト」以上に「単体テスト」って現場によって違います。さらに悪いことに、「単体テスト」を俯瞰的に語っている文献も少ないように思います。
だからこそ、自分の現場の単体テストについて見つめてみようというのがこのセッションです。単体テストを知れば、自分のテスト生活をもっと豊かにできるかも。。 
参考文献 ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2023V4.0.J01の「2.2.1 テストレベル」
14:10~14:20 小休憩 <10分>
14:20~16:00 セッション2 <100分>
タイトル テスト活動にまつわるお悩みを解消するカギはどこに?
〜テストのモニタリングとコントロールに貢献できるテストエンジニアになろう
講演者 常盤 香央里(WACATE実行委員会)
概要 あなたは日々のテスト活動の中で、どのようなお悩みに出会いますか?
あなた自身には悩みが無かったとしても、テスト活動の中で悩みを抱えている人に出会うことはありませんか? 

テスト活動にまつわるお悩みを解消する一つのカギとして「テストのモニタリングとコントロール」があります。
普段「テストのモニタリングとコントロール」という言葉を聞くと、テストマネジメントをやっている人達が取り組んでいるプロセスだと思うかもしれません。でも、実は、テスト活動に関わっている人であれば、どんな立場でも貢献できる部分があるのです。
このセッションを通して、あなた自身が「テストのモニタリングとコントロール」に貢献できる部分を発見してもらえたら嬉しいです。「テストのモニタリングとコントロール」への貢献は、あなた自身のテスト活動のお悩みを解決する助けになってくれるかもしれません。

参考文献 ISTQBテスト技術者資格制度 Foundation Level シラバス 日本語版 Version 2023V4.0.J01の「1.4.1 テスト活動とタスク」
16:00~16:10 小休憩 <10分>
16:10~17:00 セッション3 <50分>
タイトル WACATE実行委員座談会 〜Specialist シラバス編〜
講演者 WACATE実行委員会有志
概要 JSTQB のシラバスがどんどん増えているのはご存じですか? 

このセッションでは、着々と増え続けるシラバスの中から FL の Specialist シラバスを取り上げ、WACATE 実行委員同士でディスカッションを行います。
ディスカッションを通じて、みなさんにシラバスの存在や内容をざっくりと知っていただき「もっと詳しく知りたい!」と思ってもらえると嬉しいです。

改めて、扱うシラバスは以下になります。
– FLシラバス(Specialist) AIテスティング
– FLシラバス(Specialist)自動車ソフトウェアテスト担当者
– FLシラバス(Specialist)モバイルアプリケーションテスト担当者
– FLシラバス(Specialist)性能テスト担当者
みなさんも事前にシラバスを読んでおくと、より楽しめるかも知れません。

シラバスは以下より取得可能です。
https://jstqb.jp/syllabus.html

17:00~18:00 休憩 <60分>
18:00~19:00 夕食 <60分>
19:00~19:30 休憩 <30分>
19:30~21:30 分科会(自由参加) <120分>
タイトル 皆で語ってみませんか?
モデレータ WACATE実行委員会
概要 自分が語りたいテーマごとにグループにわかれ、フランクに議論をしていただきます。
恥ずかしがりやの方も人見知りの方も、遠慮なさらずテストについて思い切り語りあいましょう。
テーマはWACATEの参加申し込み時に募集しておりますので、語りたいテーマがある方はぜひテーマオーナーとして立候補していただければと思います!普段からの悩みや他のエンジニアに考えを聞きたいことなどを大胆に、かつ真剣に語ってみてください。きっと応えてくれる同士が見つかるはずです。是非、想いのたけをぶつけてください!

2日目 (12月24日)

7:00~9:00 朝食 <120分>
概要 2日目プログラム開始前までに、各自食事をとっていただきます。
9:00~9:30 モーニングセッション  <30分>
タイトル バグから学び、次につなげよう
講演者 村穂 紀成(WACATE実行委員会)
概要 故障の原因となるバグ。私たちはそんなバグをリリース前に探し出し、故障によって引き起こされるユーザやクライアントの損失を防いでいます。しかし単純なシステムを除き、全網羅されたテストの実施は不可能です。ゆえに時にはバグが流出してしまうこともあります。
そんな時、そのバグから学びを得ることができれば、今後の開発で同様のバグの流出を回避したり早期に発見できるようになり、失敗をより良い成果に繋げることができるのではないでしょうか。このセッションではバグから今後の開発で活かせる学びを得るための手法をご紹介したいと思います。
9:30~9:40 小休憩 <10分>
9:40~11:20 セッション4 <100分>
タイトル JSTQB FL 最後の幻のテスト技法「ユースケーステスト」を学ぶ
モデレータ 風間 裕也(WACATE実行委員会)
概要 以前のJSTQB Foundamation Levelのシラバスでは、5つのブラックボックステスト技法を紹介しています。 

  • 同値分割法
  • 境界値分析
  • デシジョンテーブルテスト
  • 状態遷移テスト
  • ユースケーステスト

しかし、2023年度に公開された最新のJSTQB Foundamation Levelのシラバスでは、ユースケーステストの記載が無くなり、JSTQB Advanced Level テストアナリストへ記載が移されました。
このような実情からも分かる通り、他のブラックボックステスト技法に比べてユースケーステストはあまり知られていません。
そのため、ユースケーステストを業務で扱わない現場が多いのではないでしょうか?また、扱っていた場合も、組織独自の記述方法でユースケーステストを行っているかもしれません。
今までのWACATEでも、ユースケーステストのみについて説明したセッションはありませんでした。
そこで本セッションでは、ユースケーステストとは何か、どのような流れで、どのような記載をしていくのかについて、ワークを行いながら学んでいただきます。

参考文献 ISTQBテスト技術者資格制度 Advanced Level シラバス 日本語版 テストアナリスト Version 3.1.1.J03の「3.2.7 ユースケーステスト」
11:20~11:30 小休憩 <10分>
11:30~12:30 セッション5<60分>
タイトル テストの目的って何?私がテスト設計でやってしまった3つの失敗
講演者 高橋 由衣(WACATE実行委員会)
概要 みなさん、普段の業務でテスト設計をしたことはありますか?
私は社内のテスト設計者実務試験を受験するためにテスト設計の課題を行っている際に『テストの目的』の決め方や考え方で大きな壁にぶち当たりました。
大きな壁にぶち当たって失敗した私の体験談をもとに『テストの目的』の決め方や考え方をお伝えします。
またセッションを通して、テスト設計の業務やご自身の組織での『テストの目的』の認識などを振り返ってもらえればと考えています。
12:30~13:30 昼食 <60分>
13:30~14:30 セッション6 <60分>
タイトル QMファンネルを使って自分の立ち位置/やりたいことを可視化しよう
モデレータ 角玄 涼(WACATE実行委員会)
概要 QAエンジニア、テストエンジニアの役割や業務内容って幅広いですよね。開発エンジニアもQAやテストに無縁ということはないはずです。
皆さんは普段自分がどのような立ち位置で仕事をしていて、今後どのような方向に進みたいのか考えてみたことはありますか? 

本セッションではQMファンネルというツールを使って、自分の現在の立ち位置と今後やりたいことを可視化するワークを行います。QAに関わるエンジニアのスペシャリティ(得意技)やロール(実業務への近さ)に関する理解を深め、今後のキャリアパスを考えてみましょう。

14:30~14:40 小休憩 <10分>
14:40~16:10 招待講演 <90分>
タイトル WACATEから???へ ~WACATEで育ったあるテスターの軌跡と創りたい技術の未来~
講演者  

松木 晋祐 様

[プロフィール]

株式会社ベリサーブ 執行役員 研究企画開発部長
AIQVE ONE株式会社 取締役CTO
独立系ソフトウェアベンダにて、テストオペレータから品質保証部門責任者まで、ソフトウェアテストと品質保証にまつわるさまざまなロールを経験後、ベリサーブ/AIQVE ONE へJOIN。ベリサーブでは品質保証にまつわるツールの開発部門、先進応用技術研究部門等の創設、運営。AIQVE ONEではゲーム分野での先進QA技術、ソリューション開発を担当。ウェブとちっさいパソコンとゲームが好き。
 
主な活動:
  • NPOソフトウェアテスト技術者振興協会 会員
  • テスト自動化研究会 ファウンダー
  • Androidテスト部 ファウンダー
  • 東京電機大学 CySec 講師
  • ISO/IEC/IEEE 29119-9 Co-Editor
  • JSTQB Technical Committee
  • W3C CSSWG コントリビューター
  • 各所での講演
など多数
 
主な著書・訳書:
  • システムテスト自動化標準ガイド
  • Androidアプリテスト技法
  • テストツールまるわかりガイド、SQuBOKv2(寄稿)
など
概要 調整中
16:20~16:50 クロージング <30分>
タイトル 2日間の終りに
司会 風間 裕也(WACATE実行委員会)
概要 この熱い2日間を振り返ります。
また、ポジションペーパー3賞の発表を行います!
16:50~17:00 アンケート <10分>
概要 2日間の内容についてGoogleフォームにてアンケートへの回答のご協力をお願いします。アンケートフォームは当日ご案内します。